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ハーバード大が「市長トレーニング・プログラム」をスタート

米ハーバード大学がこのたび、大都市の市長を対象に「市長トレーニング・プログラム」を開講し、今後4年の間に世界各国300人の現役市長と、市長をサポートする職員400人が同プログラムに参加する見込みだ。8日付の独シュピーゲル・オンライン版が報じた。

同プログラム開講に当たっては、元ニューヨーク市長のマイケル・ブルームバーグ氏が3200万ドル(約33億円)を寄付。ブルームバーグ氏は2002~2013年にかけてニューヨーク市長を務めた経験を踏まえ、「天災や犯罪、貧困問題、ゴミ問題、社会福祉制度に到るまで、市長が対応しなければならない問題は多岐にわたっている」と発言。また同時に、「要職であるにも関わらず市長には、専門家から学ぶ機会や、市長同士で情報交換できる機会が不足している」と指摘し、同プログラム開講の意義を強調している。

プログラムの参加費は無料。参加者はプログラム開始時に3日間のニューヨークでの会合に参加し、その後はオンライン上でカリキュラムを受講していくシステムだ。

※1ドル=102円で換算。(9日時点)

(写真はイメージ)

 
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