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JAXAとの共同研究の成果を発表 東京芸大「宇宙と美術と人体と」展

東京芸術大学大学美術館では15~23日に展覧会「宇宙と美術と人体と」を開催する。同大学美術学部が宇宙航空研究開発機構(JAXA)と取り組んできた人文系パイロットミッションの成果を公開。宇宙空間で生活する人体について、心理的・身体的影響を考察して制作した衣服などの作品を展示する。入場は無料。

JAXAでは宇宙ステーション「きぼう」において芸術表現について考察するための実験を、第1期として2008~11年に10テーマ、第2期として09~13年に8テーマ実施した。同大学からは、第1期に美術教育研究室が参加。人間が宇宙で生活し、無重力空間に適応したときにどのような姿勢・体になるのか、美術解剖学の視点から立てた仮説をもとに、宇宙ステーション「きぼう」の宇宙飛行士が模擬実験。無重力による心理的・身体的変化を考察し、衣服をデザインしてきた。

【施設情報】
東京芸術大学大学美術館
東京都台東区上野公園12-8
TEL:03-5777-8600
http://www.geidai.ac.jp/museum/information/information_ja.htm
開館時間:10:00~17:00 会期中無休

画像提供:東京芸術大学大学美術館

 
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