東南アジア初、日本語が第一外国語に ベトナムの小学校
ベトナムの5つの小学校で、3年生への第一外国語として日本語教育が15日に始まった。在ベトナム日本国大使館が14日に通達した。初等教育への日本語教育の導入は、東南アジアでは初。2016~17年度は5校での試験的な実施で、その後順次ベトナム各地での導入に取り組むという。
日本語教育を開始したのは、首都ハノイで4校、最大都市ホーチミン市で1校。同大使館とベトナム教育訓練省が、これまで国際交流基金ベトナム日本文化交流センターや関係機関の協力の下、日本語教育の導入に向けて調整してきた。
現地メディア「VNエクスプレス(VnExpress)」と「14チャンネル(Kênh 14)」が報じたところによると、今学期はまた、ハノイとホーチミン市のいくつかの中学校と高校で、試験的に韓国語を第二外国語として授業に導入している。小学校では来年の学期からロシア語と中国語も第一外国語として導入する計画。フランス語とドイツ語も初等・中等教育に漸進的に取り入れていく。
参考記事
ベトナム・ハノイ 小学校での日本語教育の試験導入に向けて(2016/03/09)
(写真はイメージ)