国立科学博物館、被災地支援で岩手県に巡回展示
大船渡市立博物館(岩手県大船渡市)は、東京・上野の国立博物館による巡回展示「国立科学博物館・巡回ミュージアム in 岩手」を12月4日まで開催している。
大船渡市博物館での開催は2012、2015年度に続いて3回目。恐竜の全身骨格標本や、地元にゆかりのある標本資料の展示・紹介、関連するテーマの講演会や体験教室を開いている。
この巡回展示は、国立科学博物館が岩手県・宮城県・福島県の被災地域において、現地の博物館を支援する目的で実施しているもの。岩手県内の4施設を順番に巡って、2017年2月26日まで開催される予定。
また、巡回展示に併せて、岩手県立博物館(盛岡市)、岩泉町民会館/龍泉洞(岩泉町)、久慈琥珀博物館(久慈市)の4つの展示実施施設と、三陸ジオパークの主要拠点5施設で、施設ごとに異なる古生代の生き物シールを配布し、3枚集めると景品と交換できるシールラリーも行っている。
【詳細情報】
大船渡市立博物館
岩手県大船渡市末崎町大浜221−86
TEL:0192-29-2161
FAX:0192-29-2162
開館時間:9:00~16:30、月曜休館
画像提供:大船渡市立博物館