韓国が日本の観光客にラブコール「早く戻って来て」
今年2015年は、両国の国交正常化50周年を迎える。これを機にソウルでは2月14日、日韓両国の観光業関係者による会議が開かれ、約600人が参加した。
韓国政府の統計によると、昨年の日本人観光客数は228万人で、前年比17%減となった。日韓関係の悪化や円安などの影響で、特に修学旅行や団体客が減っているという。
伝統の町並みが残る、中東部の安東市では昨年の日本人観光客数が2012年に比べ半減した。「早く戻って来て欲しい」と同市関係者は語る。同市では今後、日本人に人気の「韓国B級グルメツアー」などを企画し、ソウルから韓国の地方都市を訪れる日帰りバスツアーも実施するという。
かつて、近くて遠い国と言われていたが、互いの国をもっと行き来しながら理解を深め、「近くて近い国、韓国」と呼べる日が来るだろうか。