水力発電所の中身を見よう! 津久井で12年ぶり分解点検を公開
神奈川県企業庁は、津久井発電所(相模原市緑区谷ヶ原)で12年ぶりに行われるオーバーホール(分解点検工事)の見学会を11月19日に実施する。神奈川県在住者を対象に参加者を募集している。見学会は午前10時からと午後2時からの2部制で、1回の所要時間は90分程度。定員はそれぞれ20人で、応募者多数の場合は抽選となる。
オーバーホールとは、機械製品を部品単位まで分解して、清掃・再組み立てを行い、新品時の性能状態に戻す作業のこと。オーバーホール中は、発電所で実際に使われている「水車」や「発電機」などが外に出されており、普段は見ることのできない実物を間近で見ることができる。同庁は13の水力発電所で発電事業を行っており、津久井発電所はそのうちで3番目の大きさ。
見学会への応募資格は、神奈川県に住所を有する小学生以上が対象で、小学生は保護者同伴となる。募集期間は10月31日までで、同庁のホームページ内にある専用の申し込みフォームから申し込む。
「県営津久井発電所のオーバーホール見学会」の参加申込みフォーム
https://cgi.pref.kanagawa.jp/ques/questionnaire.php?openid=2000002030&check
画像提供:神奈川県