AIとビッグデータを活用した資産運用を提供 ヤフー

ヤフーは11日、ビッグデータや人工知能(AI)を活用した資産運用商品「Yjamプラス!(ワイジャムプラス)」の提供を開始すると発表した。11月28日から購入申込みを受け付け、12月20日に運用開始を予定。商品の取扱いは、福岡銀行や熊本銀行など3行、1社からスタートし順次拡大を目指す。

同商品の特徴は、人工知能技術「スター発掘モデル」を使って、現在スター銘柄となっているものではなく、将来のスター銘柄を発掘すること。同モデルは、金融市場での人工知能領域の権威である岡田克彦氏が代表を務める株式会社Magne-Max Capital Management(MMC)が開発。金融アナリストの銘柄に対する評価が変更されたり、株主還元策の発表が行われたりすることにより、投資家の注目度が一気に高まった場合に、人工知能が今後の株価上昇が大いに期待できる銘柄として指定する。株のモテ期(株価上昇期)を予測するモデルとあわせて運用していくという。

今後はこのモデルと、ヤフーファイナンスが持つ金融関連のビッグデータや、ヤフージャパンが保有する様々なデータとを掛け合わせて、高精度の運用を目指す。

(写真はイメージ)

 
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