漢検が2016年「今年の漢字」を募集
日本漢字能力検定協会(漢検)は、2016年の世相を漢字一字で表現する「今年の漢字」を募集中だ。締め切りは12月5日必着。1位に選ばれた漢字は、12月12日に京都の清水寺で発表される。昨年は、12万9647票の応募総数の中から、5632票を集めた「安」が1位となった。
個人のほか、学校や塾、企業などの団体でも応募が可能。個人の場合は、ウェブサイトの応募フォーム、はがき、または清水寺や書店、図書館など全国約900カ所以上に設置してある応募箱(所定の用紙を使用)から応募できる。1回の応募につき、漢字は一字。また、一人で複数応募は可能だが同一の漢字は1票のみが有効。
今年の漢字発表日の12月12日は「漢字の日」。漢字に対する関心を深め、漢字が持つ奥深い意義を学ぶ機会を創出するとともに、日本文化への認識を深める日として、1995年に漢検が制定した。また、「いいじいちじ」と読めることから、毎年「いい字」を少なくとも「一字」は覚えてほしいという願いが込められているという。
画像提供:日本漢字能力検定協会