海外在住者がもらってうれしいお土産 韓国編(2)
前回の記事を書いてからというもの、もらってうれしい日本のお土産……が頭を離れず、筆者の身近な方々にも取材をしました。その結果、浮かび上がってきた「もらってうれしいお土産」を、今回はお届けします。
さて一人目は、私より在住歴の長い同世代の女性です。取材した矢先に一言、
「日本のおいしいお菓子が食べたい」
とのこと。彼女の言うおいしいお菓子というのは、デパ地下などで売られているお菓子で、和洋は問わないようです。最近では駅構内や空港でもすぐ手に入り、且つものすごく高価というわけでもない、友人宅に遊びに行くときに買っていくような、ちょっとした、いわゆる「おみやげ」。デパ地下の超高級品ではなくても(それもとてもうれしいですが)、日本ならではの繊細な色や味に加えて、きれいな包装紙に包まれたお菓子は、たしかに韓国ではあまり見かけません。
また「ご当地モノ」も韓国では確実に手に入らないもののひとつです。空港の出発ゲート付辺で必ずお目にかかるご当地名産品の数々ですが、たとえ街中で買い忘れても出発直前に購入できるので嬉しいですね。また、お土産を贈る相手の出身地のご当地モノは、懐かしく思われ、喜ばれるのではないでしょうか。
次に取材したのは韓国人。日本に10年以上在住経験のある女性です。彼女の欲しいものは「こんにゃくゼリー」とか。普通のゼリーは韓国にもありますが、あのちょっと歯ごたえのあるもちっとしたゼリーは、まだ韓国に上陸していないようです。また、時々食べたくなるものは、「タイカレー」とも。韓国にもレトルトカレーはありますが、日本ほど種類はなく、また香辛料や、材料がセットになって販売されているものはないので、無印良品などで見かける手作りキットはかなり嬉しいといいます。
日本では、様々な国の料理が食べられ、しかもおいしいものが揃っている! そして見た目も味もさることながら、パッケージまで美しい……。日本って、やっぱりいいですよね~。帰国した際には日本食以外のお店にも行こうと、今回の記事を書きながら決意を新たにしました……。