栃木銀行、いちご農家へ3000万円の出資を実施
栃木銀行は、日本政策金融公庫ととちぎんキャピタルで組成した「とちぎん農業法人ファンド(とちぎん農業法人投資事業有限責任組合)」から、初の出資をいちご農家へ行ったと発表した。民間金融機関と日本公庫による農業法人向けの投資事業有限責任組合では、関東地域で初の出資となった。
出資先はファーム大越(宇都宮市)で3000万円。同社は今年8月に法人化し、経営規模拡大や従業員の福利厚生充実に取り組んでおり、今後の成長が見込めると判断された。
同行は今後も、融資による資金供給にとどまらず、株式による出資をするとともに、地域経済を支える事業に成長させる支援策を用意し、農業法人の育成・支援などをしていくとしている。
(写真はイメージ)