新成人123万人 2年ぶりに増加
2016年1~12月に新たに成人に達した人口は123万人で、前年と比べて2万人増加したことが、総務省統計局の発表で分かった。
今年成人式を迎える新成人は、1996(平成8)年生まれで123万人。前年の121万人よりも2万人多く、2年ぶりの増加となった。男女別に見ると、男性は63万人、女性は60万人で、男性の方が女性より3万人多い。
新成人人口は、第一次ベビーブーム(1947~1949年)世代が成人に達した時期にピークを迎え、1970年の246万人が最多。その後、新成人人口は減少に転じ、1978年には152万人まで落ち込んだ。1980年代からは再び増加傾向が続き、第二次ベビーブーム世代の人が成人に達したときに200万人台、最多は1994年の207万人となった。その後は減少傾向が続き、2010年以降は120万人台となっている。
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