商業施設や飲食店が立ち並ぶ東京・町田駅から4分ほど歩いて少し喧噪を外れたところに、レトロな「カフェ 中野屋」がある。和洋折衷で見た目にも美しいパフェが有名な店で、開店10分前でもすでに20人以上の行列ができていた。開店後ほどなく満席になり、以降は順番待ち。一日約60組で営業終了になるそうだ。
店内は、アンティークな家具や食器がインテリアされていて、シックな雰囲気。季節のメニュー「鳴門金時と干し芋・抹茶のモンブラン仕立てのパフェ」（1000円）を注文した。パフェというと、背の高いグラスに盛られているものをイメージしていたが、ほどなくして筆者の想像を覆すものが運ばれてきた。横長のガラス容器に美しく盛られたパフェが、枯山水を思わせる石のトレーに乗せられているのだ。パフェの上には、エディブルフラワーやマカロン、軽く焼かれた干し芋が飾られている。モンブランの下には、抹茶や黒豆のアイス・ババロア・クッキーなどが隠れていて、ボリュームはあるが最後までさまざまな味が楽しめる。
パフェだけでも10種類以上あり、さらに手打ちうどんや親子丼も提供している。何度も足を運びたくなる店だ。またすぐ近くには、生菓子などを販売している「菓舗 中野屋」も併設されている。こちらは、いわゆる「街の和菓子屋さん」で、お土産にちょうど良い。
【店舗情報】
Cafe中野屋
住所：東京都町田市原町田4-11-6 中野屋新館1F
TEL：042-725-4104
https://www.facebook.com/cafenakanoya/
営業時間：11:00～
休日：年末年始以外原則無休
