2017年3月卒の就活生、内定率93.7％　60.8％が社会人「楽しみ」

企業の採用活動支援サイト「ジョブラス新卒」を運営するアイデム（東京都新宿区）は8日、2017年3月卒業予定の就活生を対象にした調査結果を発表。内定率は93.7％（前年同期比1.2ポイント増）で、60.8％が、社会人になることが「楽しみ」と答えた。

内定獲得社数は平均2.4社（前年同期比0.1社減）。内定獲得者の63.2％が2社以上の内定を獲得した。選考解禁日が早まったこともあり、昨年よりも早い進捗となった。

「社会人になることが楽しみか」という質問に対し、「どちらかといえば」を含め「楽しみ」と答えた割合は60.8％だった。理由は「新しい環境で刺激がありそう」「自分の能力や可能性を伸ばせる・試せる」「大金を稼げる」などが多かった。一方、「楽しみでない」と答えた割合は39.2％で、理由は「自由な時間が減る」「精神的に大変そう」「人間関係が不安」などだった。

この他、就活が「楽だった」と答えた割合は42.9％、「大変だった」は57.1％となった。入社予定企業に「満足」は81.4％となった。

調査対象は、2017年3月卒業予定で、民間企業への就職を希望している大学4年生・大学院2年生の男女。インターネット調査により1月15～18日に行い、710人から回答を得た。

（写真はイメージ）