ZMPが実験用自動運転EVを発売開始

研究機関向け、実験用自動運転EVを発売開始 ZMP

自動運転技術を開発するZMP(東京都文京区)は16日、自動車・部品メーカーや大学などの研究機関向けに、自動運転技術開発用車両の最新型「RoboCar MV2 2017」の販売を開始した。トヨタ製の超小型電気自動車(EV)に自動運転システムを搭載した。

トヨタのEV「コムス」にZMP製の制御コントローラ、自動操舵システム、自動ブレーキシステムを搭載。研究機関で開発したプログラムからハンドル操作、アクセル・ブレーキ操作などの制御が可能となる。

同社は2012年から外部へ自動運転実験用車両を提供しており、昨年までに東大や東北大学、奈良先端科学技術大学院大学などの大学の他、研究機関、民間企業などが利用しているという。

RoboCar MV2 2017は、全長2.4m、全幅1.1m、車両重量は410kg、定員は1人という超小型車両で、最高速度は時速60km。価格は800万円で、カメラやレーダー、自動運転ソフトウェアなど自動運転走行に必要なすべてのパーツを揃えた車両は1330万円となる。

画像提供:ZMP

 
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