コスモとキグナス石油が業務提携
コスモエネルギーホールディングスは21日、キグナス石油(東京都中央区)と資本業務提携をすると発表した。3年後には両社間で石油製品の売買取引を行う予定。同提携により、両社の国内燃料油販売シェアは14%になる。
石油類、石油化学製品の売買を主な事業とするキグナス石油は、1972年に発足し、現在は83人の従業員がいる。コスモは、キグナス石油の普通株式20%を、2017年度第1四半期中に取得する旨を明らかにしている。
国内の石油製品需要の減少が見込まれる中、石油業界では大手の統合・合併が進んでいる。国内の石油元売り最大手であるJXホールディングスは、昨年11月に東燃ゼネラル石油との業務提携を発表している。また、現在も締結には至っていないが、出光興産と昭和シェル石油の合併に向けての協議が行われている。
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