花粉症対策に新技術 「ハイドロ銀チタン」関連商品が発売
DR.C医薬など12の企業・団体は22日、「ハイドロ銀チタンで未来をつくるプロジェクト」を発足。カビや花粉などを分解し無害化できる触媒「ハイドロ銀チタン」を活用し、健康を守る製品群を開発・販売する企業連合活動を始めると発表した。参加企業は、総合スポーツ用品メーカーのミズノ、スーツ専門店のはるやまホールディングスなど。
ハイドロ銀チタンテクノロジーとは、DR.C医薬の代表取締役社長である岡崎成実氏が開発した、光がなくても作用するハイブリッド触媒を使った技術のこと。光触媒を応用して、花粉、ハウスダスト、カビ等のタンパク質や、汗、ニオイ、不衛生タンパク質を分解して水などの無害な物質に変えることができる。すでに同技術を使った製品の商品化が進んでおり、ANAの国内線シートや三菱電機の空気清浄機用フィルターなどにも採用されている。
今後、同プロジェクトは同技術を活用したスポーツウエアなどのスポーツ用品の共同開発に取り組む。商品化の第1弾として、3月13日からハンドタオル、フェイスタオル、バスタオルを販売する予定。タオル類は、ミズノ商品取り扱い店で購入できる。価格はハンドタオルが 972円、フェイスタオルが2160円(共に税込み)。
画像提供:プロジェクト事務局(DR.C医薬内)