2017年桜特集(11)~会津若松「鶴ヶ城さくらまつり」
満開の桜にちなんだイベントが全国各地で開かれている中、今回訪れたのは福島県会津若松市。
「桜の名所100選」に選ばれている鶴ヶ城では、「鶴ヶ城さくらまつり」が開催され、多くの観光客で賑わう。4月7日~5月7日のイベント期間中、鶴ヶ城の本丸内では会津最大級のお茶会である「鶴ヶ城さくらまつり大茶会」や400年前の自由市を再現した物産展の「會津十楽春の陣」など数々のイベントが催されるようだ。また、夜間は約1000本のソメイヨシノがライトアップされ、昼間とはまた一味違った桜を楽しむことが出来る。
鶴ヶ城は日本で唯一の赤瓦の天守閣であることで知られ、城郭全体は国の史跡に指定されている
こちらは同じく会津若松市内にある「石部桜」。大河ドラマ『八重の桜』のオープニングで登場するのが、この石部桜だ。エドヒガンザクラといわれ、樹齢は650年におよぶ。特徴的なのは10本と、最大でおよそ20mにもなる枝張を持つ。のびのびと枝を広げた先に咲かせた桜の花は、圧巻だ。
中世会津藩領主芦名氏の重臣、