ホンダと京大、AIの新たな共同研究を開始

人と協調するAI ホンダと京大が共同研究を開始

ホンダは4月27日、研究開発子会社のホンダ・リサーチ・インスティチュート・ジャパン(HRI-JP)と京都大学が、4月より人工知能(AI)の共同研究を新たに開始したと発表した。同プロジェクトでは、「人の感情を理解し共感できること」「人に寄り添い共に成長していくこと」「主役である人の可能性を拡大していくこと」ができる「人と協調するAI」の開発を目指す。

共同研究先は京都大学大学院情報学研究科。熊田孝恒教授が代表を務め、さらに専攻長である鹿島久嗣教授も参画。熊田教授は「AIの新しいコンセプトを作り出し世の中に発信していくことは、我々アカデミアの人間にとっても大変に魅力的。この機会に新しい産学連携のあり方も模索したい」とコメントした。

ホンダは将来、開発したAIが家族の一員、または生活の一部として人々の役に立つことをビジョンに掲げる。この共同研究により、人と協調するAIの開発を加速させることを目的としている。

(写真はイメージ)

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