ミュージアムへのお誘い~Bunkamuraザ・ミュージアム
エリック・サティとその時代展
「3つのジムノペディ」「ジュトゥヴ」は、誰もが一度は聴いたことがある曲ではないだろうか。フランスの香りのする、お洒落な、また神秘的でユーモラスな楽曲も手掛ける作曲家、エリック・サティ。その音楽を楽しみながら、彼と交流のあった芸術家たちの作品をはじめ、手稿譜などサティゆかりの品を観ることができる展示となっている。
サティ(1866-1925)は、20世紀への転換期に活躍したフランスの作曲家。交流のあった芸術家には、パブロ・ピカソ、フランシス・ピカビア、マン・レイ、ジャン・コクトーらがいる。何とも豪華な顔ぶれだ。脚本をジャン・コクトー、衣装と舞台美術をパブロ・ピカソ、そして音楽をサティが担当したバレエ「パラード」に関する作品や、無声映画に作曲、出演まで果たしたサティの様々な活動を紹介している。
美術家マン・レイに「眼をもった唯一の音楽家」と称されたエリック・サティ。その真意を確かめに、そして近代フランスの風を感じに行ってみてはいかがだろうか。
「異端の作曲家 エリック・サティとその時代展」
2015年7月8日(水)~8月30日(日)*開催期間中無休
10:00-19:00(入館は18:30まで)
*毎週金・土曜日は21:00まで(入館は20:30まで)
Bunkamuraザ・ミュージアム
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