日本の平均寿命、過去最高を更新 女性は87.14歳
厚生労働省が27日に発表した2016年版簡易生命表によると、男性の平均寿命は80.98歳、女性は87.14歳だった。前年比では男性が0.23歳、女性が0.15歳前年を上回り、男女ともに過去最高を更新した。平均寿命の男女差は6.16年となった。
世界の国・地域の中では日本は2位となり、1位の香港は男性81.32歳、女性が87.34歳だった。世界的に平均寿命が伸びる傾向にある。
内閣府の2016年版「高齢社会白書」によると、日本の総人口に占める65歳以上の割合は26.7%となっており、全人口の4人に1人以上が65歳以上となっている。日本は他国に前例のないスピードと割合で高齢化が進んでおり、合わせて世界で最も少子化も進んでいるという。
【記者のコメント】
今後日本は一層、社会保障の充実や、高齢になっても健康で生きがいを持って生きられる社会が求められる。
(写真はイメージ)