2017年の就活 特徴は「スピード」 5月時点で3割が内定獲得

就活2018、内定率88.2%で8割が就活終了 例年より早まる

ディスコ(東京都文京区)は、2018年3月卒業予定の学生を対象に就職活動に関する調査を8月上旬に実施、17日に結果を発表した。内定率は88.2%で、前年同期比2.4ポイント増となり、例年より早まっていることが分かった。また、全体の80.9%が就活を終了していた。

現在選考過程にある「持ち駒」企業は平均2.7社。今後のエントリー予定社数は5.2社だった。持ち駒を増やすために見直すことは、「志望業界の見直し」が51.6%で最も多かった。就活終了者のうち、就活を再開する可能性があると答えたのは15.6%だった。

内定を辞退した企業については、「もともと志望度が高くなかった」が最大で77.8%、次いで「条件面が希望と合わなかった」(31.9%)となった。希望と合わなかった条件は「給与・待遇」(52.2%)、「勤務地・転勤」(48.3%)の順に多かった。

就活の方針として「気になる企業にはとりあえずエントリー」(69.7%)と回答した学生が、3月時点と同じく最大となった。

調査対象は、2018年3月に卒業予定の大学4年生および理系の大学院修士課程2年生。8月1~7日にインターネットにて実施し、1188人から回答を得た。

(写真はイメージ)

参考記事
就活2018、7月頭で約半数が活動終了 残りはじっくり見極めか (2017/08/09)

 
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