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9月18日は「敬老の日」 祖父母が望むプレゼントは?

今月18日は敬老の日だ。元々、「多年にわたり社会につくしてきた老人を敬愛し、長寿を祝う」という趣旨で 1966年に制定された祝日で、2003年からは毎年9月の第3月曜日となった。今年で51回目を迎え、この日に父母、祖父母に孝行やプレゼントを贈る習慣も定着している。

プレゼントの定番と言えば花や品物。最近は旅行をプレゼントすることも増えているという。おでかけ情報サイト「いこーよ」を運営するアクトインディが全国の親865人を対象に実施した、三世代旅行についてのアンケート調査によると、敬老の日に三世代のお出かけを予定しているかという質問に対して、14%が「宿泊旅行を予定している」と回答。「日帰りのお出かけを予定している・検討したい」は21%に上り、全体の35%が旅行を検討していた。一方で、三世代旅行の悩みの1位は「行き先」が48%で、次いで「祖父母の体力・気力」が44%。好みや体力の違う三世代が満足できる行き先を探すのが大きなポイントのようだ。

また、スマートフォンを活用した新しい敬老の日のプレゼントも登場している。スマートフォンで撮影した写真・動画を実家のテレビへ配信するサービス「まごチャンネル」を運営するチカクが、全国100世帯のサービス利用者を対象に実施した「敬老の日の理想と現実」に関するアンケート結果によると、祖父母世代が敬老の日に一番期待することは「孫が会いに来てくれること」で、回答は実に82%に上った。しかし、「孫に会いたい」という意見が大多数の祖父母世代でも、自由回答では、「身体も弱り外出が難しいため自分から会いに行くのは難しい」、「電話や動画で連絡があればよい」という声もあった。

プレゼントに旅行や映像などサービスも多様化している。それぞれの家族に合うプレゼンを選ぶのも楽しいだろう。贈り物に日頃の感謝を添え、おじいちゃんとおばあちゃんはもちろん、子どもや孫も笑顔になる敬老の日を。

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