障害者支援の「ウェルビー」、10月に関西初進出
障害者の就職支援や児童発達支援事業を展開するウェルビー(東京都千代田区)は10月、大阪府に児童支援の「ハビー京橋教室」を開設し、関西へ初進出する。埼玉でも教室を同時開設し、これにより関東と関西合わせて14拠点になる。
関西に進出するのは児童発達支援事業「ハビー」で、発達障害の子ども(乳幼児、幼児、児童)や発達の遅れが懸念される子どもたちに対するコミュニケーション指導などを行う。「集団の中に入るのが苦手」「適切な意思表示が難しい」などの特徴を持つ子ども向けに、個別指導と集団指導のプログラムがある。
「ハビー」では、子ども一人ひとりのカラーや個性を重んじ、家族とともに現段階の子どもの成長にとって何が一番良いのかを考えた指導を目指している。今後は全国規模での事業展開も見込まれる。
同社は、総合失調症やうつなどの疾患を持つ人たちの就職を支援しており、2012~2017年8月までの就職者数は1237人、就職後の定着率は83%。「障害は隠すものではなく生かすものである」という理念を掲げる。
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