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インスタグラム利用者、昨年比4割増 高齢層女性にも人気

インスタグラム利用者、昨年比4割増 高齢層女性にも人気

代表的なSNSのツイッター、フェイスブック、インスタグラムのうち、この1年でインスタグラムが最も利用者数を伸ばしていることが分かった。調査会社ニールセン・デジタルが26日に発表した内容によると、前年8月から43%増加。利用者は男性より女性が多く、昨年から最も増えたのは高年齢層の女性だった。

同社は、日本全国の18歳以上8000人の調査協力モニターのアクセスログ情報をもとにSNSの8月時点の利用状況を分析。ツイッター、フェイスブック、インスタグラムのうち、利用者数はツイッターが最も多い2656万人で、前年同月比19%増。特に20代以下の若年層の利用率が68%と、次に多い30~40代の37%を大きく引き離した。

次いで利用者数が多かったのはフェイスブックで、2252万人(同7%増)となった。性別ごとの利用率は男性51%、女性49%とわずかに男性が多いものの、全世代で32~36%と偏りの少ない利用率だった。

インスタグラムは1706万人で同43%増。利用者は男性42%、女性58%と女性のほうが多く、20代以下の女性が最も多かった。前年同月と比較して最も伸びたのは50代以上の女性で114%増、次いで40代男性が64%増、20代以下の男性が55%増と続いた。

同社エグゼクティブアナリストの中村義哉氏は、「数年前までは女性の若年層が利用者の中心でしたが、高年齢層や男性にも利用が広がっていることも分かった」と述べる一方で、「利用の頭打ちが訪れる可能性も意識しておく必要がある」としている。

(写真はイメージ)

 
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