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6月1日、準天頂衛星「みちびき2号機」打ち上げをライブ中継

準天頂衛星「みちびき4号機」の打ち上げ成功

宇宙航空研究開発機構(JAXA)と三菱重工業は10日、準天頂衛星「みちびき4号機」を搭載したロケットを打ち上げたと発表した。4号機が軌道に乗れば、全地球測位システム(GPS)の補完・補強が24時間連続で可能になる。

みちびき4号機を載せたH2Aロケット36号機は、種子島宇宙センターから10日7時1分37秒(日本標準時)に打ち上げられた。計画通り飛行し、打ち上げから約28分20秒後に「みちびき4号機」を正常に分離した。

みちびき4号機が準天頂軌道に乗れば、準天頂システム「4機体制」が確立する。4機体制のサービス開始は2018年度からの予定だが、日本付近の天頂に常時1機以上の衛星が存在するようになるため、24時間途切れることなくGPSを補完・補強できるようになる。また、米国のGPSと組み合わせることで、山間地やビル陰でも高度な衛星測位サービスや、センチメートル単位での高精度な測位が実現できる。2023年度をめどに持続測位可能な7機体制で運用する予定。

画像提供:JAXA

参考記事
準天頂衛星「みちびき4号機」10月10日に打ち上げ決定(2017/09/01)
準天頂衛星「みちびき3号機」打ち上げに成功(2017/08/20)

 
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