ZMP、森ビルで宅配ロボットの実証実験
自動運転技術開発ベンチャーのZMPは8日、森ビルと共同で日本初の自動走行する宅配ロボット「キャリロデリバリー」の実証実験を開始した。東京都港区の六本木ヒルズ内にある物流センターや店舗などから、エレベーターを使用して書類などの荷物を配達。今回森タワー内オフィスで実施し、今後はテレビ朝日社屋など六本木ヒルズ内各施設にも配達先を広げていく。実験期間は2018年3月31日まで。
キャリロデリバリーは、宅配ボックスを搭載してレーザーセンサーとカメラで周囲環境を認識しながら最大時速6kmで自動走行し、荷物を目的地へ届ける宅配ロボット。物流業界やフードデリバリー業界での配達員不足解消や、買い物弱者の手助けを目指す。
画像提供:ZMP
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