世界の都市総合ランキング、東京は3位 森記念財団
森記念財団都市戦略研究所が調査・発表している「世界の都市総合ランキング(Global Power City Index、GPCI)」の2017年版で、東京は昨年に続き3位を維持した。
同ランキングは、主要44都市をランク付けしたもので、経済、研究・開発、文化・交流、居住、環境、交通・アクセスの6分野と、経営者、研究者、アーティスト、観光客、生活者の5つのアクターの視点に基づいて評価した。
東京は昨年、文化・交流分野において、海外からの訪問者数や留学生数のスコアが向上したことから、パリを抜いて第3位へランクアップした。一方で、ハイクラスホテル客室数などの受け入れ環境や、文化・歴史・伝統への接触機会などの文化資源分野において、1位のロンドンと2位のニューヨークから大きく引き離されている。今後、オリンピックを通じた文化・交流、交通・アクセス分野での成長が期待される。
なお、世界の都市ランキングにはさまざまなものがあり、統計元によって結果は異なる。
参考記事
世界の暮らしやすい都市ランキング ウィーンが1位(2017/03/30)