べにはるか 「はるか」においしい! 新しいブランド品種
ねっとり食感の「べにはるか」 焼き芋でブレイク中?!
干し芋、焼き芋でブランドが確立されつつある「べにはるか」。最近スーパーでその名前を頻繁に見かけるようになっているが、その特徴は何か。
「食味やいもの外観が既存品種よりも『はるか』に優れる」ということからその名前が付けられた。べにはるかは九州沖縄農業研究センターで育成され、2007年に品種登録された新しい品種。鹿児島県で青果用の奨励品種として採用されているほか、大分県、千葉県、茨城県でも栽培されている。
スーパーでよく見かけるベニアズマより、芋自体の色は白っぽく、加熱したときのねっとりした食感が特徴。また、加熱後の糖度が高く、食味に優れているので、干し芋に加工されてお店で売られていることが多い。べにはるかの干し芋は高級感があり、ブランドになりつつある。一定期間貯蔵することにより糖度が増すので、ある程度寝かせた後に焼き芋にしたものは、ねっとりとしており、そのままスイーツとして食べられるほどの上品な甘さになる。
ベニアズマのほくほくした食感とは違ったねっとり食感と、安納芋より強い甘さのべにはるかを、この秋試してみては。