「AI警察署」建設中、中国武漢
24時間週7日間稼働する無人の「AI警察署」を、中国中心都市のひとつである武漢に設置する計画が明らかになった。これは、中国政府が2030年までにAI革命の中心国家となることを目指す「AI開発ロードマップ」の一環。
「AI警察」という言葉から、人工知能を駆使した高度な犯罪解決手段などをイメージしがちだが、中国の経済紙Caijing Neicanによるとこの警察署は、運転免許の更新サービスなどを提供するものだという。
中国のIT大手テンセントによって開発された最先端の顔認識技術を用いて、市民の顔を識別。身分証明書を提示せず、自分の顔を認証することで手続きなどが可能になるという。手書きの書類や複雑な手続きが不要となり、警察での事務手続きが簡素化される。
画像提供:百家号