ホンダ、香港AI会社と自動運転で共同研究
ホンダの研究開発子会社である本田技術研究所は7日、人工知能(AI)の技術を持つ香港のスタートアップ企業センスタイムと5年間にわたる共同研究開発契約を締結したと発表した。両社は共同で自動運転システムへ適用するAIアルゴリズムを開発する。
ホンダが持つAIアルゴリズム「シーン理解」「リスク予測」「行動計画」などと、センスタイムが持つ「移動体認識技術」を組み合わせ、交通状況が複雑な市街地でも走行を可能にする、より高度な自動運転技術を開発する。
センスタイムは、ディープラーンニング技術を応用したサービスを企画・開発・運用している。スタンフォード大学などが主催する画像認識技術の競技会イメージネットで2015年度と2016年度に優勝した実績がある。
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