2017年を表す漢字は「北」。業界別でさまざま。

2017年を表す漢字は「北」 業界別でさまざま

日本漢字能力検定協会が12日、京都市の清水寺で発表した2017年の「今年の漢字」は「北」だった。この発表に前後して、各業界でもその業界ならではの「今年の漢字」をそれぞれ発表している。

ちなみに、日本漢字能力検定協会による2017年の「今年の漢字」トップ10は以下の通り。

1位「北」
2位「政」
3位「不」
4位「核」
5位「新」
6位「選」
7位「乱」
8位「変」
9位「倫」
10位「暴」

「北」の選定理由は、北朝鮮の脅威を感じた年であることや九州北部豪雨、北海道産じゃがいもの不作によるポテトチップスの一次販売休止。また、北海道日本ハムの大谷翔平選手や清宮幸太郎選手、競馬キタサンブラックの活躍などが挙げられた。

各業界ではどのような漢字が選ばれたのだろうか。

日本気象協会が「tenki.jpラボ」で8日に発表した同協会所属の気象予報士への調査で、「今年の天気を表す漢字」の1位は「雨」だった。また、ウェザーニュースが12日に発表した会員向けの調査で最も多かったのは、昨年同様「変」となった。

医師専用コミュニティサイト「MedPeer(メドピア)」を運営するメドピアが、12日に発表した会員医師を対象に調査した「医学界・医師界における今年の漢字一文字」では、新専門医制度始動の見通しへの注目を背景に「専」が1位となった。

また、人材サービスのVSNが8日に発表した全国10~50代のビジネスパーソンを対象に行った調査によると、「ビジネスパーソンが選ぶ2017年の漢字」の1位は「乱」だった。

画像提供:MedPeer