ウチヤマHD 職業訓練事業へ向けて子会社の合弁会社をインドネシアに設立 

インドネシアに職業訓練校 ウチヤマHD、現地で介護人材育成

高齢者施設を運営するウチヤマホールディングス(北九州市)は、19日、連結子会社のさわやか倶楽部(北九州市)がインドネシアにおいて合弁会社を設立すると発表した。新会社名は「サワヤカ・フジンドー・インドネシア」。新会社ではインドネシア人向けの職業訓練などを行う予定。

合弁先はインドネシアで人材紹介・派遣をメイン事業とするフジンドー・セルビス・インドネシア。日本で2010年7月に施行された「外国人技能実習制度」が2017年11月より改正され、対象職種に介護職種などが追加された。これにより、より幅広い職種での技能実習生の受け入れが可能となったことを受け、今回の合弁会社設立が実現する運びとなった。

新会社はインドネシアの若者を日本企業へ送り出すことを目的として、日本語やマナーなどの教育を中心とした職業訓練校を設立、運営する予定。日本国内の受け入れ側企業における人手不足問題の緩和、現地の若者の学びの機会の提供、現地国の産業発展に寄与する効果などを見込んでいる。新設会社は今年の6月1日に設立を予定。

(写真はイメージ)