MR技術で「風神雷神図屏風」の世界を体験 京都国立博物館
国宝「
「風神雷神図屏風」は17世紀の作品。建仁寺の所蔵だが現在は京都国立博物館に寄託されており、建仁寺にはこの屏風の高精細複製作品が展示されている。
今回用いられているMR技術は、ゴーグル型の機器を装着して現実世界の上に3Dグラフィックを出現させ融合させるデジタル技術。ここでは日本マイクロソフトが開発したWindows 10を搭載したホログラフィックコンピューター「マイクロソフト・ホロレンズ(Micorosoft HoloLens)」が使われている。
鑑賞者はマイクロソフト・ホロレンズを着用し、現実の屏風(複製)と3Dグラフィックを融合させた約10分間の世界を体験できる。その中では3D撮影された建仁寺の僧侶によって、屏風の作者である
コンテンツ内容は日本語のみ。対象年齢は13歳以上。
特設サイト
https://hakuhodo-vrar.jp/kyoto2018/
「MRミュージアム in 京都」における鑑賞体験のイメージ
画像提供:博報堂