米株式週報 NYダウは540ドル下落、中国市場発の経済不安続く
8月31日~9月4日のニューヨーク株式市場、ダウ平均株価(30種)は前週終値1万6643.01ドルから540.63ドル安の1万6102.38ドル、1週間を通じて大幅な下落取引となった。中国株式市場の下落に敏感に反応し、8月31日から9月1日にかけて大幅に下落、特に1日は中国国家統計局が発表した8月の経済指標(製造業購買担当者景気指数)が3年ぶりの低水準だったこともあり、500ドル近くも下落した。
2日は割安感のある銘柄がやや値を戻し、3日は停滞。しかし4日は中国や欧州市場の下落に反応するとともに、米雇用統計のやや弱含みの結果を踏まえて再度下落し、1週間で500ドル以上の下落となった。
なお8月は1162ドル安と1000ドル以上の下落を記録し、リーマンショックなどがあった2008年以来、約7年ぶりの下落幅となった。
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