7月の平均給与、0.6%増の36万7551円 厚労省が勤労統計調査

厚生労働省が4日に発表した7月の勤労統計調査によると、5人以上の規模の事業所では、1人あたりの平均現金給与総額は前年同月比0.6%増の36万7551円、1人あたりの平均総実労働時間は同0.1%減の150.5時間、労働者総数は同2.0%増の4807万2000人だった。

現金給与総額のうち、定常で支払われる「きまって支給する給与」は同0.6%増の26万459円、ボーナスなどを表す「特別に支払われた給与」は同0.3%増の10万7092円と微増にとどまった。

総労働時間のうち、所定内労働時間は同0.2%減の139.6時間、所定外労働時間は同0.7%減の10.9時間。また労働者総数のうち、事業所から給与を支払われる労働者である常用雇用は前年同月比2.0%増となり、このうち一般労働者は1.7%増、パートタイム労働者は3.0%増となった。

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