路線バスの空きスペースを活用した共同輸送で、CO2・運転時間を5割削減へ。

EV・完全自動運転車、2030年までに量産化 UDトラックス

トラック・バスなどの大型車メーカーのUDトラックス(埼玉県上尾市)は23日、2030年に向けて完全自動運転および大型フル電動トラックの量産化を目指すと発表した。

アマゾンなどの電子商取引の増大による小口配送の需要は、2030年までに2014年比で50%増えると予想されている。一方、排出ガス問題やドライバー不足が深刻化している。同社は、自動運転や電動化の技術が、こうした課題を解決する助けになると考えている。

2018年内に自動運転と大型電動トラックのプロトタイプを実証し、2019年までに顧客と実証運行を実施予定。2020年までに特定用途での実用化を目標とし、2030年までに完全自動運転と大型フル電動トラックの量産化を目指す。

(写真はイメージ)
 

参考記事
日野自動車と独フォルクスワーゲン、トラック・バス分野で協力合意(2018/04/14)