ロボフェス2018開催 プログラミングで宇宙へ冒険に出よう!
5日の子どもの日、ロボットワークショップイベント「ロボフェス2018」が、関西大学梅田キャンパス「KANDAI Me RISE」にて開かれた。ロボットプログラミング教室を運営する「夢見る」(堺市北区)が主催で、今年で3回目の開催となる。今回は「プログラミングで宇宙へ冒険に出よう!」をテーマに、企画協力に宇宙航空研究開発機構(JAXA)が参画。親子で楽しめるプログラミングの体験コンテンツや、初心者向けロボコン、JAXA宇宙教育センターによる教材の体験コーナーなどが設けられ、2000人以上が来場した。
当日は、ロボットコンテスト「ダンカップ」の全国大会も同時開催。地方大会を勝ち抜いた子どもたちが集い、全国1位を競った。入賞者の中には、名古屋市や長野県、群馬県からの参加者も見られた。子どもたちは自作のロボットで、与えられたミッションをクリアすべく善戦した。
JAXA企画のプログラミング体験ブース
イベントを主催した「夢見る」は、プログラミング教室「ロボ団」を運営している。これはグローバル時代に適応できる、理数・ITに強い子どもの育成を目指す大阪発の教育スクールで、全国100カ所以上に教室を展開している。代表の重見彰則さんは、「子どもは自分が興味のあることであれば、とても前のめりになれる。子どもたちの『興味関心』や『好き』なことを、『学び』に変えてあげられることが重要」と述べ、さらに「プログラミングの先に何があるのかを見せることができたら、その価値が感じられるはず」とした。このイベントで、子どもたちに「好きなこと」を通して社会とつながるビジョンを見せたいと意気込みを語っている。