「時差Biz」で働き方改革 東京都、7月から実施
東京都は通勤ラッシュ緩和のため、昨年に引き続き時差通勤の奨励キャンペーン「時差Biz」を実施する。実施期間は7月9日~8月10日の夏季1カ月間と、2019年1月下旬の冬季2週間程度。参加企業1000社を目標に、取り組みの浸透を図る。
これは東京都が策定した「2020年に向けた実行プラン」に盛り込まれた、働き方の見直し施策の一環。都の人口は1378万人を超え、企業所在地も23区に集中。毎朝8~9時前後の通勤ラッシュが課題となっている。
昨年度の取り組み例には、時差出勤、フレックスタイム制、朝型勤務、テレワーク、シェアオフィス整備など、個人で取り組めるものから企業レベルで制度づくりが必要なものまでさまざまな形態があった。実施レポートによると、参加者の60%以上が「通勤時の快適性」「仕事の効率性」「プライベートの充実」が上がったと回答していた。
画像提供:東京都