就活2019、4割が最終面接を経験 選考早期化
マイナビが15日に発表した「2019年卒マイナビ学生就職モニター調査 4月の活動状況」によると、2019年卒予定の学生の約4割が最終面接を受験しており、選考の早期化が進んでいることが分かった。
4月の学生の活動状況を見ると、前年比6.8ポイント増の41.3%の学生が「最終面接を受けた」と回答。「内々定を得た」と回答した学生は前年比5.9ポイント増の29.9%という結果に。しかし前年より早いペースで選考が進んでいるものの、入社予定先を決めて就職活動を終了した学生の割合は10.6%だった。これは前年に比べて1.9ポイント増加しているものの、多くの学生は活動を継続していることが分かった。
また、内々定を獲得した学生に企業の主な発見方法について問うと、「インターンシップ」が最多の25.4%、次いで「就職情報サイト」が22.7%、「合同企業説明会(就職イベントなど)」が15.2%となった。入社予定先に決めた企業についても「インターンシップ」が30.2%で最多となり、就職活動において「インターンシップ」の影響力が大きいことがうかがえた。
調査期間は4月25~30日、対象は2019年3月卒業見込みの全国の大学4年生と大学院2年生の2246人(文系男子475名、理系男子588名、文系女子577名、理系女子606名)。
(写真はイメージ)