女子中高生の9割超がオンライン動画を利用 中学生にはLINEが人気
GMOメディアが運営する10代女子に関する研究機関「プリキャンティーンズラボ」は22日、「女子中高生と動画サービスに関する調査」の結果を発表した。それによると、女子中高生の9割超(90.6%)がオンライン動画サービスを利用したことがあり、動画利用するSNSは中学生が「LINE(ライン)のタイムライン」、高校生ではツイッター(Twitter)」が最も多かった。
動画視聴したことのあるSNSについて質問し、結果を中学生と高校生の属性別に見ると、中学生はLINEのタイムラインが75.1%と最多。次にツイッターが50.5%、Tik Tok(ティックトック)が46.8%と続いた。一方、高校生はツイッターが63.8%で最多となり、次いでLINEのタイムラインが54.2%、インスタグラムも52.8%だった。
また、動画投稿したことのあるSNSについての質問では、中高生ともに約4割が「動画を投稿したことはない」と回答した。投稿経験のある中学生ではLINEのタイムラインが46.2%と最多で、次いでMix Channel(ミックス・チャンネル)が24.0%、ツイッターが23.7%、インスタグラムが23.1%と続いた。また、高校生で投稿経験のあるSNSで最も多かったのはツイッターで38.0%、次いでインスタグラムが36.5%、LINEのタイムラインが31.0%の順となった。動画利用するSNSは、中学生と高校生の属性別で違いが出た。
さらに、「SNSに動画を投稿したことがある」と答えた人に、「最も頻繁に動画を投稿するSNS」は何かと質問すると、中学生はLINEのタイムラインが35.6%で最多、高校生はインスタグラムが41.7%で最多となった。
今回の調査は、スマートフォンを利用する女子中高生596名を対象に、5月1日~8日にインターネット上で実施したもの。
(写真はイメージ)