沖縄4月の観光客数83万人 4年半連続で各月記録更新
沖縄県は25日、4月の観光客数が83万3200人となり、前年同月比で7万4000人(9.7%)増加したと発表した。沖縄への観光客数は54ヵ月連続で各月の過去最高を更新している。
中でも日本国外からの観光客が増えており、前年同月比で5万9200人(27.2%)増加した。そのうちの約3分の1を占めているのが台湾からの観光客で、2万5600人(39.9%)増加し、増加率が最も高い。航空会社による増便や、高雄-那覇路線が就航したことに加え、花火大会「琉球海炎祭」が4月に開催され、旅行需要が高まったことなどが要因とみられる。次いで中国本土からが1万4700人(39.1%)、韓国からが2800人(6.7%)増加した。日本国外からの観光客は今後、飛行機だけでなくクルーズ船による増加も見込まれる。
日本国内からの観光客も増えており、4月は前年同月比で1万4800人(2.7%)増加した。国内からの観光客は沖縄本島だけでなく、宮古島へのツアーや、離島への直行便を利用する観光客も増加している。