正社員不足17期連続 8月度労働経済動向調査(厚労省)

厚生労働省が9日に発表した8月度の労働経済動向調査によると、正社員労働者は17期連続、パートタイム労働者は24期連続して、全ての産業で不足超過となった。

この調査は、労働者が「不足」と回答した事業所の割合から「過剰」と答えた事業所の割合を差し引いた「労働者過不足判断DI」による評価で、毎年2月、5月、8月、11月の4回、それぞれを1期として実施しているもの。正社員で不足している産業は、運輸業・郵便業(+45ポイント)、医療・福祉(+43ポイント)、学術研究、専門・技術サービス業(+40ポイント)の順。

一方、パートタイムで不足している産業は、宿泊業・飲食サービス業(+55ポイント)、生活関連サービス業・娯楽業(+43ポイント)、サービス業(+41ポイント)の順となった。

(写真はイメージ)