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パリで「ジャポニズム2018」開幕 東京五輪見据え、世界に日本の魅力を発信

パリで「ジャポニズム2018」開幕 東京五輪見据え、世界に日本の魅力を発信

フランス・パリで「ジャポニスム2018:響きあう魂」のオープニングセレモニーが、現地時間の12日に開催された。これは日本とフランスが友好160周年を迎えることを記念し、2016年5月に日仏両国首脳の合意により、日本文化を発信する取り組みとして実施が決定した。両国政府の連携により、2019年2月までの約8カ月に渡り、パリ市内を中心に100近くの会場で、日本の美術や演劇、映画など様々な分野のイベントが予定されている。

同イベントは、縄文から最新のメディア・アートまでを紹介する「展示」、歌舞伎や現代演劇などの「舞台公演」、「映画」、食や祭りなどの「生活文化 他」の4つのカテゴリーで構成され、世界にまだ知られていない日本文化の魅力をパリから発信する。開幕に先立ちルーブル美術館では、世界的に有名な彫刻家、名和なわ晃平さんの作品が展示されている。

今回の取り組みは、2020年の東京オリンピック・パラリンピックを見据え、国際社会に日本の存在感を高めることも一つの狙いとなっている。