サッカーW杯閉幕、次なるステージへ
6月14日に開幕し1か月の熱戦が繰り広げられた2018 FIFAワールドカップ ロシア大会が、日本時間の16日未明、フランスのワールドカップ二度目となる優勝で幕を閉じた。
4年に1度開催されるFIFAワールドカップ、次回は中東のカタールで、2022年11~12月に開催される予定だ。国際サッカー連盟(FIFA)は6月に、2026年の開催を、米国、カナダ、メキシコの3カ国共催に決定した。また、出場チーム数を現在の32から48に大幅に拡大する。2030年の開催国は中国が有力視されているが、韓国は南北共同開催も提案している。
FIFAは2015年に発覚した汚職事件で信頼を失い、当初欧米のスポンサーが撤退し、本大会では中国企業のスポンサーの名前が目立った。W杯を通してのFIFAの収入は、テレビ放映権料とスポンサー料だが、ロシア大会では、前回のブラジル大会の収入約21億ドルを上回る見通しだという。
世界の注目を集めるFIFAワールドカップ、選手だけではなく、国も企業も、次のキックオフに向かい走り始めている。
(写真はイメージ)