グーグルがモバイル決済市場へ参入「Android Pay」

英BBCによると、グーグルは10日、スマートフォン用OS「Android(アンドロイド)」で動作するモバイル決済システム「Android Pay(アンドロイドペイ)」を米国でスタートさせた。米国内の100万カ所以上で利用可能で、今後さらに拡大する予定だ。

モバイル決済市場は急成長中で、2014年には米アップルが「アップルペイ」を開始。先月は韓国サムスンが国内でサービスを開始し、9月28日からアメリカ、イギリス、スペイン、中国へサービスを拡大する予定であり、それらの後をグーグルが追ったかたちだ。

アンドロイドペイはおサイフケータイなどで使われているNFC技術を利用しており、アンドロイド4.4+以降のOSが対象。マスターカードやビザ、アメリカンエキスプレスなどの大手カード会社で決済できる。すでに米大手百貨店メイシーズやトイザらス、サブウェイなどが導入を決めており、業界大手数社を巻き込んでの開始となった。

(写真はイメージ)