世界のイノベーティブな大学トップ100、日本から9校がランクイン

トムソン・ロイターは16日、世界で革新的なアイデアを出したり、創造的な研究をした大学を評価し、選出する「The World’s Most Innovative Universities」を発表した。第1回となる今回の発表では、日本からは大阪大学をはじめ9校がランクインした。評価基準は、特許取得数、特許の国際性、特許の引用数、産業界との連携論文数など。

1位は米スタンフォード大学で、コンピューター部門での革新的な活躍が勝因となった。2位は米マサチューセッツ工科大学、3位は米ハーバード大学だった。半数の50校は米国の大学となった。

日本の大学でランクインしたのは、大阪大学(18位)、京都大学(22位)、東京大学(24位)など9校で、大学数では米国に次いで2位となった。アジアの最上位は韓国のKAIST(10位)で、韓国からは8校がランクインした。

このランキングは今年初めて発表されたもので、これによりどの大学が実際に科学・技術を変革させ、国際経済にインパクトを与えているのか分かるようになることを期待している。

(写真はイメージ)