「暮らしやすさ」では静岡県が1位 47都道府県別生活意識調査
ソニー生命保険は25日、「47都道府県別 生活意識調査2018-19年版」のうち、「生活・家族」に関する結果を発表した。
同インターネット調査の期間は11月10日~21日の12日間、対象は全国の20歳~59歳の男女4700人(各都道府県100人)。現在住んでいる都道府県で自慢できることを質問し、「自慢できる」と回答した割合の高さで、各項目の都道府県ランキングを算出した。
「暮らしやすさ」でのランキングでは静岡県が1位の52.0%で、2015年の調査開始以来初の首位となった。2位は宮城県で51.0%、3位が愛媛県で49.0%だった。宮城県は前年調査の11位から2位、愛媛県は33位から3位へと大きく順位を上げた。
他の自慢ポイントを見ると、「食べ物の美味しさ自慢」では、1位が鹿児島県で60.0%、2位は新潟県で58.0%、3位は高知県で57.0%となった。教育水準の高さ自慢 は1位が秋田県で25.0%、子育てのしやすさ自慢では 1位は福井県が41.0%だった。
「県民性」についてのランキングでは、「優しい人の多さ自慢」は長崎県と宮崎県が同率1位で31.0%だった。「肝っ玉母さんの多さ自慢」の 1位は群馬県の30.0%だった。「真面目な人の多さ自慢」では 富山県が40.0%で、2位の岩手県の29.0%と大きく差をつけて1位となった。また、「個性的な人の多さ自慢」では1位が大阪府で26.0%となり、これも2位の東京都と沖縄県の15.0%と10ポイント以上の差をつけた。
「家族観」についてのランキングでは、「家族の仲がいいか」の調査では1位が鹿児島県で73.0%、2位が大分県と宮崎県が同率70.0%、4位は大阪府が68.0%だった。TOP10位までを全て西日本の都府県が占め、家族の仲良し度には西高東低の傾向がみられた。
(写真はイメージ)