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新型レクサスの最新型試験車両を自動運転テストに投入 トヨタ

新型レクサスの最新型試験車両を自動運転テストに投入 トヨタ

トヨタ自動車は4日、米国にある先端研究子会社のトヨタ・リサーチ・インスティテュート(TRI)が開発した新型の自動運転実験車「TRI-P4」を、7日(米国時間)からラスベガスで開催される世界最大の家電見本市「CES」にて披露すると発表した。新型Lexus LSをベースとした車両で、これを用いて自動運転システムの開発を推進していく。

P4実験車には二つのカメラを配して両サイドの認識性能を高めており、また自動運転車用に設計された二つの画像センサーを前方と後方に追加している。さらに、前世代から計算能力と機械学習能力を向上させているという。全てのコンピューターはハイブリッド車の二次電池を使用し、12Vのバッテリーはバックアップとしてのみ機能する。

P4実験車は、トヨタ・モータ・ノース・アメリカ(TMNA)R&Dの試作車開発センターにおいて、今春から製作が開始される予定。TRIで自動運転技術を担当するシニアバイスプレジデントのライアン・ユースティス氏は「P4実験車をテスト導入していくことで開発を更に加速させるだろう」とコメントした。

画像提供:トヨタ