2020年卒の就活速報 5月1日時点の内定率は51.1%
ディスコは2020年3月に卒業予定の大学4年生(理系は大学院修士課程2年生含む)を対象とした就職活動に関するインターネット調査を実施。その結果を7日に発表した。5月1日時点の内定率は51.1%と5割を超えたことがわかった。
同調査の対象は2020年3月卒業予定の大学4年生(理系は大学院修士課程2年生含む)1293名(内訳は文系男子419人、文系女子392人、理系男子339人、理系女子143人)、調査期間は5月1日~6日。
5月1日現在の内定率は 51.1%で、先月調査の26.4%から1カ月で24.7pt上昇。前年同期実績の42.2%に比べると8.91pt高い結果だった。51.1%の内訳は、「就職先が決定して活動終了」が18.1%、「就職先は未決定だが活動終了」が3.7%、「内定ありだが活動継続」が29.3%だった。10連休となった今年のゴールデンウィーク前に内定を出した企業が多かったことが、今回の内定率の高水準につながったようだ。
選考解禁日が現行の6月1日になった初年度(2017卒採用)の5月の内定率は 29.1%だった。このことからも、この3年で企業の内定出しの早期化が進んだことがわかる。
ただし、内定率は5割を超えたものの、「内定ありだが活動継続」が29.3%なので、未内定者48.9%をあわせた78.2%つまり全体の約8割は現在も活動中とのこと。
(写真はイメージ)