ネット上での男女平等目指す#WikiGapが日本でもスタート
スウェーデン外務省がインターネット上の男女平等をうたって取り組んでいる#WikiGap(ウィキギャップ)が、日本でもスタートすることになった。22日、在日本スウェーデン大使館がツイッター上で告知した。
#WikiGapとは、ウィキペディアに掲載されている人物の男女(数)差を埋めるというキャンペーンで、スウェーデン外務省の主導の下、各国のスウェーデン大使館とウィキメディア財団が世界中で有志を集め、女性による女性についての記事を増やすはたらきかけを行なっている。
さまざまな分野の女性、何らかの分野で活躍している女性、専門性を持つ女性、生き方のお手本となる女性についての記事コンテンツをウィキペディアに追加していくというもので、すでに60カ国ほどで同様のイベントが開催されているという。
スウェーデン大使館はツイッター上で「『ウィキペディア』に載っていてほしい女性は誰ですか?アイデアを募集します! スウェーデン大使館は今年、日本語の『ウィキペディア』に掲載されている人物の男女(数)差を埋めるキャンペーンを開催します。そこでみなさんの意見を聞かせてください」と呼びかけ。
実際にウィキペディアに記事を書くWikiGapエディタソンの参加者募集は6月から開始するとしているが、それに先立ち、WikiGapに記事を載せるべき女性についてのアイデアを募集している。日本のウィキペディアにまったく存在していない人物、または日本語記事が存在するが、不完全であったり短すぎたりするケース、日本語以外のウィキペディアには存在しているケースのいずれかを確認して、アイデアを応募することができる。
応募先:https://wikigap.jp/suggestions/
(写真はイメージ)